先週の北海道新聞に興味深い記事が掲載されておりました。
マダニにかまれて感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のウイルス遺伝子が、マダニから見つかったことが厚生労働省研究班の調査で分かったようです。
「マダニは葉先などで待ち構え、二酸化炭素や振動を感知し、動物やヒトに乗り移る。そして、皮膚まで移動し、かむというよりも口を突き刺して血を吸う。痛みはほとんどない。1週間から10日間も吸い続けて大きくなる。病原体を持つマダニにかまれると、感染症になる可能性がある。」
かまれてから24時間以内ならダニを自分でピンセットなどを使って取ることも可能のようですが、24時間以上たつと口からセメントのような物質を出して固まり、無理に引き抜くと頭や口が皮膚に残ってしこりになってしまい皮膚科や外科で切除が必要となるそうです。
これからの季節、山菜採りやレジャーなどで野山に繰り出す機会が増えますのでお気を付け下さい。