メンテナンスを担当している、久保田公明です。
先日の構造見学会ではたくさんの新築検討者様にご来場戴き、誠にありがとうございました。
見学会当日の現場内は、ジェットヒーターで温度を約20℃に保ち湿度は60%程。
時期も時期だけに皆さん結露に悩まされており、窓枠15℃強の状況では残念ながらシャノンウインドウUFシリーズの効果は確認できないもののガラスの厚みから目視でも断熱効果は期待できると大変好評な構造見学会となりました。
「結露=断熱効果が低い」のは確かですが、断熱効果の高いサッシに入れ替えを検討する前に一度、生活環境を見直してみるのも一つの手だと思われます。
温度20℃・湿度60%の場合、空気中の水蒸気が水滴となる温度(露点温度)が12℃ですので、12℃以下の場所が結露し始めます。しかし、湿度を50%に下げると9.3℃から結露をし始め40%まで湿度を下げると6℃まで露点温度を下げる事が可能となるのです。
温度の低い箇所を作らない事は費用を掛ければいくらでもできますが、ストレスなく生活環境を変えられるのであれば一度、湿度について考えてみられてはいかがでしょうか?