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HOMEファース本部からのお知らせ深夜電力にも限界がある

深夜電力にも限界がある

2011.03.09

私達、福地建装が電気以外の熱源を一切使用しない全電化住宅を構築してから既に23年になります。住宅の気密化を徹底したところ、換気扇を稼動さると、室内が負圧状態となり、ガスが不完全燃焼で燃えなくなる事から、電力会社にお願いし全電化住宅にしたものです。 当時、深夜電力の活用は、電気温水器しか存在しなかったため昼間と深夜の電力使用量には莫大な差がありました。当然ながら深夜における電力会社の発電設備は、かなりの余剰状況にあったのです。 その莫大な差を埋めるために、電力会社では価格を安価にした深夜電力を設定し、オール電化住宅を普及させ、深夜電力供給量の確保をし、昼間と深夜の電力供給の「負荷平準化」を図っております。深夜の電力需要が少なくなると、昼間の発電量も抑制せざるを得なくなり、その際に発電効率が低減してしまいます。深夜電力も昼間と同等の供給量を得られることで発電効率が向上し、環境保全に貢献することができます。 しかし、高齢化社会となった現在、お年寄りでも生火を使用しない安心でクリーンなオール電化住宅は今後も増え続けて行きます。深夜電力にかなりのウエートをかけたオール電化住宅が増え続けますと、深夜電力の需要が大きくなり、従来の電化戦略を見直す時期が必ず到来いたします。それに伴い深夜電力の活用メリットが薄れ、現在の料金制度そのものを見直す必要が出て参ります。